空き家が売れにくい理由とは?対処法も紹介

公開日:2026/03/15  

空き家

空き家問題は今や日本全国で発生しています。空き家は放置しておくと持ち主に様々なデメリットが発生するため、早めの対応が必須です。そこで本記事では、空き家が売れない理由やその対処法についてわかりやすく解説します。この記事の内容が、空き家を売る際の一助となれば幸いです。

空き家が売れないありがちな理由

空き家が売れない理由として、主に4つの要因が考えられます。

立地条件の問題

まず一つ目は立地条件の問題です。国土交通省の「令和4年度住宅市場動向調査報告書」によると、中古戸建て購入者の多くが立地環境の良さを重視しています。そのため、駅やバス停から遠い、商業施設や学校が近くにない、騒音が多い、インフラが未整備といった条件の物件は、通勤・通学の不便さや生活利便性の低さから敬遠されがちです

建物の老朽化

二つ目は建物の老朽化です。シロアリ被害や雨漏り、壁のひび割れ、床の傾斜、耐震不足などの不具合がある物件は、安心してすぐに住みたい買い手のニーズと合いません。これらの物理的瑕疵は修繕した場合でも告知義務があり、過去の状態を理由に購入をためらわれることもあります。

再建築不可の土地である

三つ目は再建築不可の土地である点です。建築基準法では、幅4メートル以上の道路に2メートル以上接していない土地には原則として建築できないと定められています。昭和25年(1950年)以前の建物は現行法に適合していない可能性があり、建て替えができないリスクから売却が難航しやすい傾向があります。

隣地との境界が明確でない

四つ目は隣地との境界が明確でないケースです。境界トラブルの懸念がある物件は敬遠されやすく、法務局での確認や専門家による測量・境界確定が必要となります。これには時間や費用がかかるため、売却前に対策を講じることが重要です。

空き家が売れないときの対処法

空き家が売れない場合の対処法として、主に6つの方法が考えられます。

隣地や近隣の地権者へ売却する

まず一つ目は、隣地や近隣の地権者へ売却する方法です。隣地を取得することで土地の形状が整い、接道条件や面積が改善されるなどのメリットが生じるため、購入につながる可能性があります。売買の際は当事者間だけで進めず、不動産会社を介して契約書作成やトラブル防止を図ると安心です。

売り出し価格の見直し

二つ目は売り出し価格の見直しです。国土交通省の「令和4年度住宅市場動向調査報告書」でも、多くの購入者が価格の妥当性を重視していることが示されています。相場より高い価格設定では買い手が現れにくいため、担当者と相談しながら慎重に調整することが大切です。

リフォーム後の売却

三つ目はリフォーム後の売却です。外壁補修やクロスの貼り替え、水回りの交換などを行うことで印象が改善し、購入意欲を高められる可能性があります。ただし、過度な費用投入は避け、市場ニーズを踏まえた内容にすることが重要です。

不動産会社の変更

四つ目は不動産会社の変更です。古民家専門やリフォーム前提の顧客を多く持つ会社など、物件特性に合った会社を選ぶことで成約の可能性が高まります。

更地にして売却する

五つ目は更地にして売却する方法です。老朽化が激しい場合、解体しておくことで買い手の負担を減らせますが、解体費用や固定資産税の特例解除には注意が必要です

不動産買取業者への依頼

六つ目は不動産買取業者への依頼です。仲介より価格は下がりやすいものの、売却活動が不要で迅速に処分できる利点があります。状況に応じて最適な方法を選ぶことが大切です。

空き家の売却に関する注意点

売れない空き家を売却する際には、いくつか重要な注意点があります。

隣地との境界を明確にしておく

まず、隣地との境界を確定させておくことが基本です。戸建てや宅地の売買では、境界が明確であることが前提条件となるケースが多く、未確定の場合は法務局で地積測量図を確認し、必要に応じて土地家屋調査士や測量士へ依頼します。不動産会社に相談すれば専門家を紹介してもらえることもあります。

相続登記を完了させる

次に、相続した空き家の場合は相続登記を完了させる必要があります。相続登記とは、亡くなった方名義の不動産を相続人へ変更する手続きで、これを済ませなければ売却はできません。現在は相続開始を知ってから3年以内の登記が義務化されているため、早めの対応が大切です。手続きは法務局で行い、遠方の場合や不安がある場合は司法書士へ依頼すると安心です。

建物の解体を事前に検討する

また、建物を解体すべきかどうかも事前に検討が必要です。老朽化が進んでいる場合は更地にしたほうが売れやすいこともありますが、解体費用が発生する点は考慮しなければなりません。複数の不動産会社の意見を比較し、根拠を確認したうえで判断することが重要です。

共有名義の空き家に関する注意点

さらに、共有名義の空き家は所有者全員の合意がなければ売却できません。相続により共有状態となっている場合は、将来さらに権利関係が複雑化する前に、早めに話し合いを進めることが円滑な売却につながります

まとめ

空き家は放置するほど維持費や管理負担、トラブルのリスクが高まり、資産価値の低下にもつながります。しかし、売れにくい理由を正しく把握し、立地や建物状態、価格設定、売却方法を見直すことで、解決の糸口は見えてきます。国土交通省の調査が示すように、買い手の視点を意識した戦略が重要です。また、境界確定や相続登記などの事前準備を整えることで、売却はよりスムーズに進みます。大切なのは「売れない」と悩み続けるのではなく、状況に合った方法を選び、早めに行動することです。本記事を参考に、最適な一歩を踏み出してみてください。

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